「あれ?Uフレットのコード、なんか全然違うくね?」
「簡単弾きバージョンだと雰囲気が出ない」
という疑問をお持ちではありませんか?
こんにちは、あきらです!
この記事ではUフレットのコードに違和感を感じたときの対処法について、アコギ歴20年以上の観点から解決します。
具体的には
- Uフレットのコードが「なんか違う」と感じる理由
- 音楽に正解はない、という考え方
- 違和感を感じたときの実践的な対処法
- 「そっちかぁ〜」となった体験談
の順番にご紹介していきます。
5分くらいで読めて、自分なりの正解を見つけられる可能性が高いので、まずはご一読を!
↑10分くらいの動画も作りました^^
Uフレットのコードが「なんか違う」と感じる理由

このトピックは以下の通りです。
- 簡単弾きバージョンとオリジナルの違い
- 耳コピの限界と解釈の違い
- カポ位置による音色の変化
ひとつひとつ解説します。
簡単弾きバージョンとオリジナルの違い

Uフレットさんでは、初心者の方でも弾きやすいように「簡単弾き」というバージョンを用意してくれています。
これはオープンコードを多用したり、カポを使って押さえやすいキーに変更したりしているんですね。
でも、この簡単弾きバージョンだと原曲の雰囲気が出ないことがあります。
特にロック系やブルース系の曲なんかは、低音の重厚感が大事なので、カポを高い位置につけると音が軽くなっちゃうんですよね。
耳コピの限界と解釈の違い
実は、コード譜って誰かが耳コピして作ってるんです。
人によって聞こえ方が違うので、同じ曲でもコード譜サイトによって微妙に違うコードが書かれていることがあります。
例えば、Cで聞こえる人もいれば、Cadd9で聞こえる人もいる。
どっちも間違いじゃないんですよね。
カポ位置による音色の変化
カポを使うと押さえやすくなる反面、音色が変わってしまいます。
特に4カポ、5カポと高い位置につけると、どうしても音が細く軽くなります。
原曲がカポなしで弾いてる場合、この音色の違いが「なんか違う」という違和感につながるんです。
そういった場合、原曲キーの0カポなどにしてみるのも良いかもしれません。
カポについて、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
そもそも、まだそんなレベルじゃねぇ!って方はこんな本も参考になるかもです。

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音楽に正解はない、という考え方
このトピックは以下の通りです。
- コードは解釈次第で変わる
- プロでもアレンジで違うコードを使う
- 自分の耳を信じることの大切さ
ひとつひとつ解説します。
コードは解釈次第で変わる
これすごく大事なんですけど、音楽に絶対的な正解ってないんです。
例えば、ある曲のイントロがCコードかCsus4かって、正直どっちでも成立することがあります。
原曲のアーティストがどう弾いてるかは一つの答えですが、唯一の正解でもありません。
ライブごとに微妙にアレンジを変えてくるアーティストもいますし。
プロでもアレンジで違うコードを使う
プロのミュージシャンでも、ライブやカバーで原曲と全然違うコードを使うことはよくあります。
アコースティックアレンジなんかは特にそうで、原曲のバンドサウンドをギター一本で再現するために、コードを変えたり追加したりするんです。
つまり、「原曲通り」が必ずしもベストじゃないこともあります。(← ちなみにこういったアレンジができるようになると、ギターの演奏の幅もかなり広がっている証拠かなと思います)
自分の耳を信じることの大切さ
弾いてみて、明らかに違うって思ったら他のコードにしてみる。
しっくりきたら(気持ちよかったら)それが自分にとっての正解です。
コード譜は参考にするものであって、絶対に従わなきゃいけないものじゃないんですよね。
自分の耳を信じて、自分が気持ちいいと思えるコードを選ぶのが一番大事です。
違和感を感じたときの実践的な対処法
このトピックは以下の通りです。
- 原曲をよく聴いて確認する(耳コピ)
- 簡単弾きを辞めて原曲キーで試す
- 代替コードを試してみる
- 他のコード譜サイトと比較する
- YouTubeとかで耳コピをお願いしてみる
ひとつひとつ解説します。
原曲をよく聴いて確認する(耳コピ)
まず基本として、原曲をよーく聴きましょう。
特にベースラインを注意深く聴くと、ルート音(根音)が分かります。
ベースがドを弾いてるならCコード系、ミを弾いてるならEかEmコード系、みたいな感じで推測できます。
YouTubeで0.75倍速とか0.5倍速で再生すると、聴き取りやすくなりますよ。
以下の動画も参考にしてみてください。
簡単弾きを辞めて原曲キーで試す
Uフレットの簡単弾きで違和感がある場合、原曲キー(カポなし)で試してみるといいです。
曲によってはバレーコードが増えて難しくなりますが、原曲の雰囲気に近づくこともあります。
特にロックやブルース系の曲は、原曲キーで弾いた方が断然かっこいいことが多いです。
もしYouTubeでアーティスト本人がカポなしで弾いていることがわかったら原曲キーで試してみましょう。
代替コードを試してみる
コード譜に書いてあるコードがしっくりこないとき、代替コードを試してみましょう。
よくある代替コード
- C → Cadd9、Csus4
- G → Gsus4、G/B
- Am → Am7、Asus2
- D → Dsus4、D/F#
テンションコードを加えるだけで、グッと原曲に近づくことがあります。
他のコード譜サイトと比較する
Uフレット以外にも、楽器.meやChordWikiなど、いろんなコード譜サイトがあります。
同じ曲でもサイトによってコードが違うことがあるので、比較してみるといいです。
複数のサイトで共通してるコードは、おそらく正確な可能性が高いです。
主なコード譜サイト
- 楽器.me:アーティスト公式が監修してることもある
- ChordWiki:ユーザー投稿型で複数バージョンがある
- Ultimate Guitar:海外の曲に強い(英語サイト)
↑Googleなどでログインが必要です。
他にもお気に入りのサイトを見つけたらブックマークしておくことをお勧めします。
YouTubeとかで耳コピをお願いしてみる
ちょっとポジショントークもありますが、もし耳コピに挑戦しても全然コードがわからないと言う場合、誰かに聞くのが早いと思います。
と言うのも、コードを探すことに必死になって練習が止まってしまうのはもったいないからです。
もしかすると「そんな無料でお願いしちゃって悪いな」と思うかもしれません。
しかし、YouTubeなど発信をしている人は、意外と動画のネタに困っている場合があります。
そこで視聴者さんから質問が来たらそれをそのまま動画にすると言う人もいるので、チャンネル登録してる方に「〇〇の曲のこの部分のコードがUフレットのコードと違うと思うんですが△△さんはどのように弾いてますか?」みたいな相談をしてみても良いかもしれません。
僕でよければ、相談乗ります☆(答えられる内容(レベル)であれば)
「そっちかぁ〜」となった体験談
このトピックは以下の通りです。
- 思い込みで間違えていたケース
- 実際に弾いてみて気づいた例
- まずは試してみることの重要性
ひとつひとつ解説します。
思い込みで間違えていたケース
僕も何度も経験があるんですが、「このコードは絶対こうだろ!」って思い込んでたものが、実際に原曲をよく聴いたら全然違ったってことがあります。
例えば、サビのここは絶対Gだと思ってたら、実はG/BかGsus4だったとか。
具体例として、どっちが正しいとかではないもののあいみょんのマリーゴールドは「G/B」が使われてました。

耳コピって結構難しくて、思い込みで間違えることがあるんですよね。
実際に弾いてみて気づいた例
あと、コード譜を見て「これ違うでしょ」って思ってたのに、実際に弾いてみたら「あ、そっちかぁ〜」ってなることもあります。
特にテンションコード(9thとか11thとか)は、楽譜だけ見てもピンとこないことが多いです。
でも実際に弾いてみると、「あ、このニュアンスか!」って納得することがあります。
具体例として、 藤井風さんのようなテンションコードを多用するアーティストなどを話耳コピーではなくUフレットのようなコード譜のサイトに頼ったほうが早いかもしれません。

まずは試してみることの重要性
だから、違和感を感じたときは、まずは試してみることが大事です。
Uフレットのコードが違うと思ったら、自分なりのコードを試してみる。
逆に、Uフレットのコードが変だと思っても、一度ちゃんと弾いてみる。
そうやって試行錯誤することで、自分にとっての正解が見つかるはずです。
Uフレット以外のおすすめコード譜サイト
Uフレットで違和感がある場合、他のサイトも確認してみましょう。
主なコード譜サイト
- 楽器.me:アーティスト公式が監修してることもある
- ChordWiki:ユーザー投稿型で複数バージョンがある
- Ultimate Guitar:海外の曲に強い(英語サイト)
↑Googleなどでログインが必要です。
複数のサイトを見比べることで、より正確なコードが分かることがあります。
コード譜を鵜呑みにしない姿勢
コード譜サイトはめちゃくちゃ便利ですが、100%正確とは限りません。
特に以下のような場合は、自分の耳で確認することが大事です。
先ほどご紹介したサイトのおさらい。
要確認ポイント
- マイナーな曲や新曲(耳コピの精度が低い可能性)
- 複雑なアレンジの曲(簡略化されてることが多い)
- ジャズやボサノバ系(テンションコードが省略されがち)
コード譜は「参考資料」として使って、最終的には自分の耳で判断するのがベストです。
自分だけのアレンジを楽しもう
Uフレットのコードと違うコードで弾いたからって、それは間違いじゃありません。
むしろ、それがあなただけのアレンジになります。
原曲に忠実に弾くのも素晴らしいですが、自分なりの解釈で弾くのも音楽の楽しみ方の一つです。
「このコードの方がしっくりくる」って思えたら、それがあなたにとっての正解なんです。
まとめ:自分の耳を信じて、まずは試してみよう
今回は
- 「Uフレットのコードで弾いてみたけど、なんか原曲と違う気がする…」
- 「簡単弾きバージョンだと雰囲気が出ない」
という悩みにお答えしました。
前半ではUフレットのコードが「なんか違う」と感じる理由について語りました。
- 簡単弾きバージョンとオリジナルの違い
- 耳コピの限界と解釈の違い
- カポ位置による音色の変化
という内容でしたね。
そして後半では音楽に正解はないという考え方と、実践的な対処法を解説しました。
- コードは解釈次第で変わる
- 違和感を感じたときの確認方法
- 「そっちかぁ〜」となった体験談
- 自分だけのアレンジを楽しむ姿勢
という内容でした。
コード、もっといえば音楽に正解などありません。
弾いてみて、明らかに違うって思ったら他のコードにしてみる。
しっくりきたらそれが自分にとっての正解です。
ただし、思い込みで自分が正しいと思ってたものが、実際弾いてみると「そっちかぁ〜」ってなることもあるので、まずは試してみることが大事です。
Uフレットのコードを参考にしつつ、自分の耳を信じて、あなただけの演奏を楽しんでくださいね!
以上、Uフレットのコードがおかしい?違和感を感じたときの5つの対処法でした。
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