「トータス松本さんみたいにかっこよく弾けるようになりたい!」
という疑問をお持ちではありませんか?
こんにちは、あきらです!
この記事ではウルフルズの「笑えれば」のギターコード弾き語りについてのお悩みを、アコギ歴20年以上の観点から解決します。
具体的には
- U-フレットの「笑えれば」のギターコード解説
- 簡単弾きを辞めて原曲キーで弾くメリット
- ♭と#の表記問題と覚え方のコツ
- 転調後のポジション選びで音の広がりを演出するテクニック
の順番にご紹介していきます。
5分くらいで読めて、トータス松本さんのあの重厚な音に近づける可能性が高いので、まずはご一読を!
↓以下は関連記事です。
U-フレットの「笑えれば」のギターコードについて
このトピックは以下の通りです。
- U-フレットの簡単弾き(4カポ)の特徴
- 簡単弾きのメリットとデメリット
- トータス松本さんの音を再現する難しさ
ひとつひとつ解説します。
U-フレットの簡単弾き(4カポ)について
(上記は、4カポと0カポの音の比較動画です。)
U-フレットさんでは、「笑えれば」の簡単弾きとして、4カポのGから始まるバージョンが掲載されています。
簡単弾き=オープンコード多めということで、確かに1番と2番はオープンコードで弾きやすいです。
初心者の方にとっては、オープンコードが多いのはありがたいですよね。
しかし、この後ご紹介しますがカポをつけると実はデメリットもあります。
4カポで弾くことのデメリット
ただ実際に弾いてみたらわかるんですが、4カポにすることでトータス松本さんの、あのガツンとした重たいベース音や雄々しいギターの感じはちょっと出せないというのが僕の印象です。
理由は、カポを高い位置につけると、どうしても音が軽くなっちゃうんですよね。
あと1番の最後に転調すると思うんですけど、転調後がいきなりG#とかD#mあたりの押さえ難いコードになるのも辛いです。。
トータス松本さんの音を再現するには
ウルフルズの「笑えれば」といえば、あの重厚でパワフルなギターサウンドが魅力ですよね。
トータス松本さんのさっきのライブ映像を見ても、おそらく原曲キー(カポなし)で弾いてるんじゃないかなと思います。
ということで、ちょっと対策を考えました。
U-フレットの簡単弾きを辞めてみる
このトピックは以下の通りです。
- 0カポ(原曲キー)で弾くメリット
- 最初のBコードの押さえ方のコツ
- ♭コードの攻略法
ひとつひとつ解説します。
0カポの原曲キーに変更する
(動画の後半で0カポの実演をしてます。ぜひ聴き比べてみてください)
4カポのところを、0カポの原曲キーに変更します。
そうすることで最初はBコードから始まります。
ちなみに、Bコードは僕もすごい押さえづらいのでBadd9にしました。

Badd9だと、小指を抜けるので、それだけでかなり楽になります。
♭コードの押さえ方
次にE♭7とかが出てくるんですけど、これは僕の人気動画「【感動】世紀の大発見(笑)今日から活用できるアコギコードの法則の補足」でもご紹介した方法で、乗り切ります。
もちろん、バレーコードでも良いですが、指が辛い場合はC7数をずらす裏ワザも1つかなと思います。
セーハコード連発するんですけど、あのイカツイ演奏に近づけるよう、共に頑張りましょう。
原曲キーで弾くメリット
原曲キーで弾くと、トータス松本さんのあの重厚な音に近づけます。
カポを使わないことで、ギター本来の低音の響きを活かせるんです。
特にベース音のズーンとくる感じは、カポなしの方が断然出ます。
そして、 2番が終わっていよいよ転調すると、一気にオープンコードで楽になります。
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U-フレットの♭表記について
このトピックは以下の通りです。
- ♭表記と#表記の違い
- 自分に合った表記を知る重要性
- 実は音は同じという音楽理論の話
ひとつひとつ解説します。
♭表記が多い理由
U-フレットさんでは今回の「笑えれば」の場合、なぜかフラットの表記が多いです。
ちなみに、なんかフラット表記ってちょっと苦手なんですよね。(僕だけかもしれませんがw)
これちょっと音楽理論的な話になるんですけど、あなたが♭か#どっちが読みやすいかは知っておいた方が良いです。
♭と#、どっちが読みやすい?
あくまで僕の場合、A♭mより、G#mの方がパッとわかりやすいです。
(コード名は違いますが音は同じです)
多分どっちが読みやすいかって、最初にどっちで覚えたかだとは思います。
主な♭と#の対応表
- A♭ = G#
- B♭ = A#
- D♭ = C#
- E♭ = D#
- G♭ = F#
この対応を覚えておくと、コード譜を読むときにめちゃくちゃ便利です。
自分に合った表記で練習しよう
Uフレットのコード譜が読みにくかったら、自分で#表記に変換して覚えちゃうのもアリです。
♭と#切り替えが、頭でぱっと難しい場合は、アナログですが手書きでメモしておくと練習の時に便利です。
大事なのは、自分が弾きやすく、覚えやすい方法で練習することです。
転調後のポジション選びが重要
このトピックは以下の通りです。
- 転調までのバレーコード区間
- 転調後にオープンコードになる効果
- 同じコードでもポジションで音が変わる
ひとつひとつ解説します。
転調までのバレーコード区間
転調するまでバレーコード多かったりするんで大変かもしれません。
でも、この転調後にオープンコードになることで、一気に音の広がりを感じられるというか、曲の雰囲気が変わった!とわかる感じが個人的にはすごく気に入ってます。
この転調の瞬間が「笑えれば」の一番の盛り上がりポイントですよね。
ここです!
転調後のオープンコードの効果
転調後は積極的にオープンコードを使いましょう。
オープンコードは開放弦が鳴るので、音の広がりが全然違います。

特にサビの盛り上がる部分では、この開放弦の響きが重要なんです。
同じコードでもポジションで音が変わる
同じコードを弾いてるはずなんですけど、弾くポジションを変えるだけでこんなに変わるっていうのが発見だったんですよね。
例えばGコードでも、オープンコードと3フレット弾くのでは、全く違う印象になります。
ポジション選びのコツの例
- Aメロ:ちょっと高めのポジションで歌の邪魔をしない
- サビや盛り上がる部分:オープンコードやセーハで低音も響かせる
- 転調後:一気にオープンコードで開放感を出す
など。
このポジションの使い分けが、プロっぽい演奏に聞こえる秘訣です。
今ご紹介したのはほんの一例なので、あなたが弾きたい曲やったアレンジを探してみてください。
「笑えれば」を弾きこなすための練習方法
ここでは以下のトピックをご紹介します。
リズムキープを意識する
原曲をよく聴き込む
それぞれ解説します。
まずはバレーコードをマスターしよう
「笑えれば」を原曲キーで弾くには、バレーコードが必須です。
最初は指が痛くなったり、音がうまく鳴らなかったりしますが、毎日少しずつ練習すれば必ず押さえられるようになります。
どうしても指が痛すぎる場合、こちらも検討してみてください。

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特にBコード、E♭7あたりをスムーズに押さえられるように練習しましょう。
アコギの基礎的な知識を学びたい方は、こちらも参考にしてみてください。
リズムキープを意識する
ウルフルズの曲は、ノリが命です。
メトロノームを使って、正確なリズムで弾く練習をすると、グッと良くなります。
実はトータス松本さんの演奏も、リズムがめちゃくちゃ正確なんですよね。
ドラムやベースとのグルーブも素敵です。
原曲をよく聴き込む
何度も原曲を聴いて、トータス松本さんのギターの音色やニュアンスを耳にコピーしましょう。
特にストロークの強弱や、音の伸ばし方などを注意深く聴くといいです。
先ほどから「笑えれば」のライブバージョンばかりご紹介してましたが、CD音源バージョンも聞いてみることでまた違った発見があるかもしれません。
まとめ:トータス松本さんみたいにかっこよく弾こう
今回は
- 「ウルフルズの笑えればを弾きたいけど、U-フレットの簡単弾きだとなんか違う…」
- 「トータス松本さんみたいにかっこよく弾けるようになりたい!」
という悩みにお答えしました。
前半ではU-フレットの「笑えれば」のギターコード解説について語りました。
- U-フレットの簡単弾き(4カポ)の特徴
- 簡単弾きのメリットとデメリット
- トータス松本さんの音を再現する難しさ
という内容でしたね。
そして後半では簡単弾きを辞めて原曲キーで弾くメリットと、演奏のコツを解説しました。
- 0カポ(原曲キー)で弾くメリット
- ♭と#の表記問題と覚え方のコツ
- 転調後のポジション選びで音の広がりを演出するテクニック
- 「笑えれば」を弾きこなすための練習方法
という内容でした。
最初は4カポの簡単弾きから始めて、慣れてきたら原曲キーにチャレンジするのもいいと思います。
原曲キーで弾けるようになると、トータス松本さんのあの重厚でパワフルなギターサウンドに近づけます。
バレーコードが多くて大変かもしれませんが、転調後のオープンコードの開放感は最高なので、ぜひチャレンジしてみてください!
あなたも「笑えれば」をかっこよく弾き語りして、周りを感動させちゃいましょう!
以上、ウルフルズ「笑えれば」ギターコード解説:トータス松本のあの重厚な音を再現する方法でした。
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